静岡県富士宮市内房1178にある「南沢ホタルせせらぎ公園」
本当にホタルが群生?乱舞?感動です!
ここ数年はホタルがめっきりと見ることがなくなってきましたよね!2~3匹見つけて興奮していましたが、20000匹から30000匹って凄いですよね!
せせらぎ公園では5月下旬から7月中旬まで、20000万匹から30000匹のホタルを鑑賞できると聞いたので行って来ました。
せせらぎ公園ではゲンジボタルとヘイケボタルが生息していて、同時に見ることもあり、通称”源平合戦”と言われているようです。
ホタルは水のきれいな川辺などに生息していて、カワニナなどを捕食するんだそうです。
駐車場ではボランティアの方がおりまして200円前払いとなります。(協力金だそうです)ボランティアの方がホタルのいる場所などを、アナウンスしてくださるので助かります。
駐車場からは田んぼのあぜ道を歩いていくのですが、日が暮れると街灯が無いのでポケットライトなどを持参するとよいでしょう!カエルの大合唱も聞こえてきますよ(o^―^o)ニコ
5分ほど歩くとホタルのいる池が見えてきます(19時ころに到着)
※19時30分でだいぶ暗くなっていたので、シャッタースピードを30秒・F値3.5・iso400設定です。
ゲンジボタルが5月末頃から1ヶ月程度見れるそうで、1.8㎜から1.2㎜程度の大きさだそうです。(地域ボランティアの方の話)公園の水辺にある木の根元に生息しているらしく、日没にオスとメスのマッチングの為に乱舞するんです。いったん落ち着いた後にマッチングできなかったオスが再び発光して飛び立ってメスを探すそうです。
ゲンジボタルは5月下旬から6月上旬にかけて成虫となりますが、成虫の寿命は短く10日間くらいだそうです。
成虫は夜の8時頃から活動を始めて、オスはメスを探して発行しながら飛びます。
メスは草の葉などに止まっており、あまり飛ばないそうです。発光して光の交信で、気に入ったオスとメスが出会って交尾し、交尾の終わったメスが水辺の苔などに産卵します。
この間は何も食べないで夜間行動して一生を終えるそうです。(悲しい)
ホタルのオスも大変ですね!メスに気に入られるために一生懸命に発光するんですもの。
※20時頃で真っ暗です!シャッタースピード30秒・F値4.5・iso1600設定です
ヘイケボタルは6月中旬から1ヶ月程見れるそうです。ゲンジボタルが池の木の周辺に生息していて、ヘイケボタルは草むらに生息しているそうです。(地域ボランティア談)大きさはだいたい8㎜と小さいそうですが、群生しているのですぐにわかるとの事でした。
30年ほど前には池にある木の根元から”クリスマスツリー”を思わせるくらいにホタルがびっしりと生息していたんだが、台風災害でホタルが凄く減少してしまったので、ホタルの生息地の復活に地域で環境保護に取り組んでいるそうですよ。(o^―^o)ニコ
クリスマスツリーのようなホタルの木を見てみたいですよね!
※21時10分です。シャッタースピードをBulbモードで2分・F値4.5・iso800設定です。21時過ぎでしたので肉眼ではほとんど見えなかったんですが、レンズ越しではたくさんホタルが飛んでいたんです(@_@)
今回はゲンジボタルしかいませんでしたが、またこれるようならヘイケボタルの見れる時期に来たいです。
※ホタルの池は大きくなく、観賞スペースも少ないのでみんなで譲り合ってくださいね!また街灯がありませんので、小さいお子さんを連れてきている家族がいましたが、お子さんの手を離さないでください!池に落ちる危険がありますので!
昔はホタルも私たちの身近にいたのだと思いますが、環境の変化などもあり、だんだん見えなくなってきてます。このような貴重な公園は残してほしいですね、また地域ボランティアの方が「たまにホタルが珍しいので、自分達(ボランティア)が帰った後に捕獲していってしまう人がいるから、ホタルが減少しないか心配だよ!」と話していました。
ホタルを見たことのない子供達にも残していきたいですね、環境の保護と育成にみんなで協力できればと思います。
【アクセス】
池の近くには民家もありますので、騒がないように静かにしてほしいと注意が駐車場であります。騒ぐ人がいるみたいです、悲しいですね。
ホタルは光を感じると隠れてしまうので極力ライトは消して観賞してほしいです(スマホなど)。それと長袖・長ズボン・防虫スプレーで行きましょう!防虫スプレーをかけすぎるとホタルが出なくなってしまう?ようなことを駐車場の人が言ってました(笑)
コメント